大型二輪免許 限定解除

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教習所での限定解除

入校して、18日で卒検合格までたどり着きました。最後に検定不合格というオチも付きましたが、2回目で合格できたので良かったです。

私の場合、4年弱のブランクがあっての限定解除でした。30代前半で、40代・50代のリターンライダーよりも取り易かったかもしれません。

普通自動二輪を取ってから、約10年乗っていた悪い癖は、4年のブランクじゃ解消されていませんでした。第1段階で、先生に散々「左足のつま先が開いてる」と言われたのがそれです。もうひとつ、チェンジを無駄に替えるのも癖でした。コースは非常に狭いのに、下手したら4速に上げてましたから(^_^;)

無駄に変速をすると、短い距離で上げて・下げてを繰り返すので、他の動作に影響を与えます。ふらつくし、交差点の目視確認を忘れる、合図を点け忘れたり、消し忘れる、停止時に1速に下げてなくてエンストしたりもしました。

2段階に入った時に、先生に言われたのが「左折は1速、右折は2速、長い直線だけ3速で、4速以上は絶対使わない」です。これを忠実に守ることで、変速以外の所作に集中出来るようになりました。

つま先の開きと、ニーグリップに関しては、途中からスランプに陥ったクランクの特訓で直りました。左足は変速レバーを踏み、しっかりニーグリップして、下半身でバイクを倒し・起こす意識が大切です。

入校して、最初にコースを走った時は、なんも考えず一本橋・クランクなどの課題を全部クリア出来てました。教習が進むにつれて出来なくなる自分が歯がゆかったです。

卒検に合格してみて、分かったのは、出来なくなる過程が、悪い癖を修正する道筋として必要だったんだと思います。

何も考えず、体で何も意識せずにバイクに乗る事が、いかに危険なことかということです。大型バイクに乗る上で、「お前は今まで中型をテキトーに乗れてたかもしれないけど、大型はそうはいかんぞ」「実は下手なんだぞ」と思い知らされました。

この壁を意識することで、免許を取ってからの安全運転度合いが変わってくると思います。そういう意味で、教習所に通って非常に良かったです。そして、1度卒検に落ちて良かったです。

卒検に1度落ちることで、「やっぱりお前は下手だったな」とバイクに言われた気がします。下手は下手なりに、下手を自覚して乗れば、スピードも出し過ぎないし、事故することも減るでしょう。1度で合格してたら、鼻のへし折られ感が足りなかったと思います。

というわけで、教習所での限定解除は、リターンライダーにとっては自分の悪い癖を意識するいい機会です。試験場で一発で受かってしまったら、それこそ鼻高々で高慢なライダーになってしまいます。

大型バイクは、諸刃の剣にまたがってるようなもんです。排気量次第ですが、軽自動車の2倍以上のエンジンに、直接またがってるようなもんです。だからこそ、自分の腕を過信せず、控えめに運転することが大事だと思います。

そして、ここに書いた思いを忘れず、公道を走りたいと思います。

「お前は下手クソだぞ」とバイクに言われた事を肝に銘じて、、、。




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